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成功とは毎日の選択の結果である

「あきらめ」とは「可能性」のことである

「あきらめ」とは「可能性」のことである

赤ちゃんには「元々持っていた能力が失われる」という時期が生後から1年の間にあるそうです。
たとえば、生まれてすぐにはどんな環境でも対応できるように、様々な外国語の発音を聴き取る能力があります。

また、私達は普段見慣れない外国人の顔はどれも同じに見えてしまったりします。まして他の動物、犬や猫などの顔立ちの違いなどには全く歯が立ちませんが、生まれてすぐの赤ちゃんにはそれが出来るというのです。

さらに精密に観察してみると、生後2週間の赤ちゃんと比べると、生後2ヶ月の赤ちゃんは運動量が少なくなり、まるで体の動かし方を忘れてしまったかのように見えるそうです。そして更に5ヶ月くらいになると、今度は逆に運動量が多くなり、高度な体の動かし方ができるようになります。

このように、一度出来ていたものが出来なくなり、それとは反対に本当に必要とされる能力はより高度になっていくというのは、私達が成長する中で経験的に知っていることですよね。

運動選手が陥るスランプや、心の問題を抱えたときに落ち込むことも、一度出来た脳の回路を壊して新たな能力が必要なときに起こったりします。
バッティングフォームを改良するには無駄な筋肉の動きをはぶいて新しい体の使い方を覚えることが必要です。心の問題も、遠回りでしんどい考え方を適切なものに変えていくことが必要です。
それを提案する側は、その人にとって初耳で難しい説明よりも、その人が日常的にしている動きに例えて説明するほうが、本人が道を見つける手助けになります。たとえばスポーツに必要な動きを掃除など日常の動作に例えたり、その人が普段から負担に感じないメンタル面の強さを活用したりします。

「そんなの私には無理です」ではなく「それなら私にも出来ます」と感じてもらえるようにするんです。

聞き分けの難しい外国語の発音を区別できるような赤ちゃんの能力を知ると、ついついその能力が欲しいと思ってしまいますが、一番すごいなって思ったのは、赤ちゃんが「あきらめる」ってことをしないことですね。ハイハイしたり、つかまり立ちが出来るようになるのは、大人が歩行機能を取り戻そうとリハビリに励むのと同じことだと思うんです。それを無邪気に楽しむ姿は、私が見てて一番欲しいなって思った能力でした。

ところで「あきらめる」ことにはネガティブな意味だけじゃなくて、あきらめることによって別の可能性に挑戦できるというポジティブな面もあります。これは「あきらめ」ではなく「解放」と呼んだほうがいいかもしれませんね。

あまりにも難しいことに全精力を集中して取り組んでいたが、それは現実的に考えて無理なことであった。と思った時点で思いを解放してやることで、今まで見えなかったことが一気に視野に入ってくることがあります。
それは「気づき」や「新たな発想」となって活かすことができるのです。

成功者の多くは、こうした発想の転換をスタート地点にしたり、成功のきっかけとしていることも少なくありません。
あなたが今、難題に取り組んでいるとすれば、それは絶好の機会であるかもしれないのです。

「あきらめ」とは「可能性」のことです。
そして「あきらめ」が「可能性」になるならば、私たちに進む道が無くなることはないのです。